「35歳からの転職は可能なのか?どんなスキルが求められるだろう?」と悩んでる現役サラリーマンの方へ!この記事は、そんな悩みを持っている方のための記事となっております。
なぜなら、私は実際に企業側の面接官として35歳以上の方を採用してきた経験があるからです(現役です)この記事を読めば、「転職に必要なスキル4つ、転職成功のコツ2つ」の秘訣が分かると思います。
なので、今本当に転職するべきなのか結論が出て、次のステップに進むことができるようになるかと思いますので、ぜひ最後まで一読頂ければと思います。
そもそも35歳以上からの転職は可能なのか?
この記事を読んでいる人は35歳以上から転職を考えている人、もしくは35歳までに転職をしたい人かと思いますが結論言うと、35歳からの転職は可能です!
なぜなら、転職成功者の約6割が35歳以上の方々だからです(※ビズリーチ調べ)実際にここ最近は、35歳以上の人材を求めている企業は増えております。
これは今までみたいな管理するだけの管理職から、プレイングマネージャー(現場兼管理職)の必要性が高まっているからですね。
35歳以上の転職で成功する為の必要なスキル4つ
実際に、私自身も30代で転職を行って成功しております。現在は採用する側で日々転職者と向き合ったおりますが、その中で培った知識をもとに、転職で成功する為に必要な4つのスキルを解説したいと思います。
1: マネジメント経験
一言にチームをまとめる力。部下を持った事があるかです!マネジメント経験者は個で考えず、チーム全体・会社全体で考える力が備わっているからになります。
実際に35歳以上の転職者では、過去に1度でも1名以上の部下を持った役職者が転職に成功しております。
2: 実績(成功体験)
過去の実績が重要になります!小さい成功体験から大きな成功体験まで。なぜなら、成功体験している人は、その感覚を身に着けているので、
環境が変わっても成功する可能性があります。実際に、成功体験を積み上げている人は目標設定能力が高いとも言い換える事ができ転職に有利です。
3: 本業以外のスキル
当たり前ですが、35歳以上の転職者にはスキルが求められます。但しスキルと言っても抽象的なのですので解説します。
要はプラスαのスキルですね。例えば営業職の方であれば、営業以外のスキル。技術職でれば、技術職以外のスキル。別のスキルがあるかと良いという事ですね。
なぜなら、35歳以上となるとその職種でのスキルは合って当然になります。ですから、それ以外にどんなスキルがあるかを求められます。
実際に最近採用した36歳の男性は、営業の管理職ですがプログラミングを独学で学んでおり営業×プログラミングというスキル掛け合わせ人材でした。
4: 適応力(柔軟性)
35歳以上になると特にこの適応力(柔軟性)が重要になります。なぜなら、今までのやり方で固執する人では、新しい環境(企業文化・人間関係)
新しい時代の変化に適用できなくなり結果活躍出来ない可能性が高いからです実際に、能力があっても自分の過去のやり方に固執した結果、求めている結果を出せず退職した人を何度も見てきました。
35歳以上で転職を成功させる為のたった2つの方法!
では、ここまで「35歳以上で転職を成功させる為には?」と解説してきましたが、絶対に成功させたいと思った方もいるかと思います。
そこで、現役面接官の私が教える、受かる為の秘訣を教えます。この方法を使えば、同レベルの候補者がいても一歩抜き出る事が確実です。
なぜなら、このやり方で内定取っている人がめちゃくちゃいるからです。この章では、簡単にその方法を解説します。
1: 結論!「財務三表」を読めるようになる事!です。
転職先の企業が出している、IR情報特に「財務三表」と言われる「損益計算書/PL・貸借対照表/BS・キャッシュフロー計算書]を分析する事です。
なぜなら、ほとんどのサラリーマンがこの財務三表を理解していなく、分析できないからです。ですから、読めるだけで抜き出る事ができるのです。
実際に考えてみてください、会社の収益性や生産性、安全性、成長性は財務三表を見ればわかるのですから、転職先の企業が今後どんな分野に
投資していくのか?など読めるに越した事ないですよね?読めたら面接での伝え方などが激変します。実際に私もそうでした。ではどのような事がわかるのか?簡単に解説します。
損益計算書(PL)Profit and Loss Statement
一定期間(通常は1年間)に発生した収益の合計額から、費用の合計額を差し引くことで、利益を表示します。要は一定期間の経営の成績表になります。
転職先企業の利益が去年どのくらいあるのかわかります。よって直近の経営状態を知る事が可能。原価率・本業以外の利益なども知る事ができます。
では、転職の際に見るべきポイント
① 売上高⇒成長性を確認
② 営業利益⇒「質」を確認
③ 当期純利益⇒「黒字/赤字」
貸借対照表(BS) Balance Sheet
一時点の財政状態の指標。企業にどれだけのお金などの資産があり、それをどのように調達したのかを示す書類です。
要は企業にどれだけの資産があるのか、どれだけの負債があるのかを示す残高一覧表になります。
では、転職の際に見るべきポイント
①自己資本比率⇒財政体質
②企業の倒産リスク
③流動比率⇒支払能力
キャッシュフロー計算書(CS)Cashflow Statement)
企業のキャッシュ(現金)の流れを表示する書類です。キャッシュフロー計算書を見る事で、会計年度の期初の現金残高と期末の現金残高の差が、
どのような現金の出入りにより生じたのかがわかります。要は「手元に使えるお金がどれだけあるか」です。
では、転職の際に見るべきポイント以下2つです。
①営業活動CFから「事業が資金を生み出しているか」
②財務活動によるCFから「借入金を返済できているか」
このように上記財務三表理解出来たら、企業研究は問題なしです。そして面接の際に大いに活用してみてください。
実際に最近面接した方で、明らかに面接での質問の質が違います。質問も適格で能力も高い方でしたので、採用しました。
EDINETにアクセスし、トップページから「書類検索」をして、財務三表を調べる事可能です。上場企業は公表が義務付けられてます。
上場企業以外は、帝国データバンクや東京商工リサーチといった情報収集専門の会社から「有料で」入手することが可能です。
また企業のホームページで公表している場合もありますので、まずはチェックしてみてください!
2: 絶対に転職エージェントを活用しよう!
ではどのように転職活動をするのが良いのか教えます。ずばり転職エージェントを使う事がおすすめです!
年収UPが期待できる
私が転職エージェントの活用をお勧めする理由は、年収UP出来る確率が高くなるからです。なぜなら、構造の理解をすればわかります。
エージェント経由で転職した場合その方の年収の約30%程が手数料として企業からエージェントに支払われます。
よって、年収が高い=手数料が高いので、エージェントは年収交渉を頑張るのです。
魅力的な求人がある
エージェント案件の方が求人サイトよりも断然に魅力的な求人があります。なぜなら、2つ理由があります。
「①採用コストが高い分採用意欲が高い」
「②効率よく質の高い人材を獲得したい」
求人サイトの広告に比べたら正直コストは高いので企業は本気度が違います。実際に私も重要なポストの人材求める際はまずはエージェントに相談してます。
35歳以上になると管理職等や重要なポストで採用をするケースがあり、エージェントにそのような求人が多くあり、求人広告に比べたらやはり応募者の質が違い
ある程度エージェント側で精査してくれますので、企業側からしたら能力の高い人で選別して頂けるので効率的に採用を行う事ができます。
おすすめエージェント紹介
ここまで、35歳以上での転職を成功させる方法を伝えてきました。現在転職を考えている人はたくさんいるかと思います。
まずは行動してみる事が一番重要です。正直転職活動は通年行っても良いと私は思ってます。
なぜなら、自分の市場価値の見定め・過去の実績をプレゼンできる唯一の場でもありますので、まずは行動を起こしましょう!おすすめのエージェントを紹介します。
この3つに登録すればほとんどカバー出来ます。
絶対に登録した方が良いエージェント3つ(30代)
1: DODA
圧倒的にキャリアコンサルタントの質が違います!本当に真剣に相談できる為 転職に迷っている人などにもおすすめです。また求人数も多い為、たくさんの求人の中から検討した人にもおすすめです!
2: JACリクルートメント
外資系企業や年収が高い求人が多くあります。キャリアコンサルタントに業界知識や専門知識を求める人におすすめです。外資系企業などの転職成功実績の豊富さでは随一のレベルを誇る転職エージェントです。
3: リクルートエージェント
圧倒的な求人数と業界No1のサポート知らない人は居ないエージェントですが、やはり業界No1だけあって求人数が非常に多いです。また、業界情報なども豊富な為色々相談可能です。希少性の高い求人に出会える可能性も多くあります。
まとめ
上記で紹介した『35歳以上の転職で成功する為の必要なスキル4つ』『35歳以上で転職を成功させる為のたった2つの方法』を読んでいただき、今本当に転職
するべきなのか結論が出て、次のステップに進むことができるようになったと思います。では最後にもう一度内容を確認しましょう。
・マネジメント経験
・成功体験
・本業以外のスキル
・適用力
・財務三表を理解する事
・転職エージェントを活用する事
35歳と経済的には社会的にも社会人として余裕が出てくる時期かと思いますが、この記事を読み直して自分のものにしてください。自分のモノにしてしまえば、転職活動で悩
まず次のステップに行けますので是非頑張っていきましょう!